樹木製&陶器製ハーモニカ(第47話)

ハーモニカ自体を別の素材で作ってみる。もちろん、それによる音色の違いが、奏者としては最も気になるところ。しかし、ハモニカフェ的には『むしろ見た目の存在感』で勝負したい。それこそが、ポケットに入れて持ち運べ、誰にでも見せびらかせる楽器の利点なのではないのだろうか?この発想から、第47回目の放送では『2種の素材が違うハーモニカ』を提案してみました。

 

 

 

樹木製ハーモニカ<MOKUモニカ・桜>

この作品は木工家 前島秀光(しゅうこう)先生の作品で、ハモニカフェとのコラボレーションで完成した作品である。中身の楽器はSUZUKIのManjiを使用。

このコラボレーションは奏者 広瀬が企画・デザインを担当し、マーカーでのデザイン画を制作。前島先生がデザイン画をもとに製造法を検討し、材料となる木材を探し制作を行った。テストプレイを通じ、削り調整を行い、楽器としての仕上げまでを行われた。

 

 

制作者のご紹介

<プロフィール>

前島秀光(しゅうこう)

1949年生まれ  桑沢デザイン研究所卒

前島木彫所四代目継承

江戸木彫伝統工芸士認定

木彩会会員  巧匠会会員

 

木彫教室「まえさん塾」詳細はHP<こちら>

開催日時:第1~第4 木曜日 1時~3時

/ 4時~6時 / 7時~9時

第1~第4 土曜日 1時~3時 / 4時~6時

入会金:10,000円

会費制:月2回 6,000円

チケット制:3回チケット 10,500円

(3,500円×3回分 有効期間3ヶ月)

10回チケット 35,000円

(3,500円×10回分+1回分 有効期間1年)

※材料費は別途かかります。

※プロの道具をお貸しします。(1日500円)

※チケット制での受講は、希望日を前日までにご連絡ください。

 

 

 

陶器製ハーモニカ<TOUモニカ・美濃>

美濃焼の産地岐阜県に住んでいた頃、広瀬が和陶器(高田焼)職人さんたちに作り方を教わりながら手がけた試作品。当時は抗菌ブームで口当たりが清潔で滑らかなものをというコンセプトで試作された。中央部は木工。(装飾的な加工は前島秀光先生によるもの)楽器はTOMBOのMajorboyを使用。(2005年頃企画)